おきてがみ
“とてつもない道”を歩くにあたって、以下のことを心得ましょう。
・とにかく前を向いて歩きましょう。
・壁に当たったら
乗り越えるのではなく、ぶち破りましょう。
・穴に落ちたら
そこを掘ってみましょう。
・水溜りにハマッたら
「いんや、おいどんは水浴びをしていたんだ。」と言い張りましょう。
・石につまずいたら
そのままハンドスプリング。
・道を間違えたら
「いんや、おいどんはこっちに行きたかったんでやんす。」と言い張りましょう。
・風邪をひいたら
「よし、おいどんはバカじゃない」と感じましょう。
・止まりたくなったら
「あと少し歩いたら・・・」を繰り返しましょう。
・1+1は
「2」 以外を考えましょう。
・辛かったら
もっと辛かったことを思い出しましょう。
・今までで一番辛い状況になったら
そいつを倒したら経験値ザックザク。
さぁ、みんな明日も心にニコニコマーク。
“とてつもない道”を歩くにあたって、以下のことを心得ましょう。
・とにかく前を向いて歩きましょう。
・壁に当たったら
乗り越えるのではなく、ぶち破りましょう。
・穴に落ちたら
そこを掘ってみましょう。
・水溜りにハマッたら
「いんや、おいどんは水浴びをしていたんだ。」と言い張りましょう。
・石につまずいたら
そのままハンドスプリング。
・道を間違えたら
「いんや、おいどんはこっちに行きたかったんでやんす。」と言い張りましょう。
・風邪をひいたら
「よし、おいどんはバカじゃない」と感じましょう。
・止まりたくなったら
「あと少し歩いたら・・・」を繰り返しましょう。
・1+1は
「2」 以外を考えましょう。
・辛かったら
もっと辛かったことを思い出しましょう。
・今までで一番辛い状況になったら
そいつを倒したら経験値ザックザク。
さぁ、みんな明日も心にニコニコマーク。
私の名は箇元条助(かもと じょうすけ)。
今日は私が算術士になるための試験だ。
・・・まぁもっとも、私には取るに足らないものとなるだろうが―
試験が始まった。
では、軽く終わらせるとしよう。
『問1 次の問題をときなさい』
さぁ、来い!!!
『3+5=』
フッ・・・簡単すぎるな。
サラサラサラ・・・・
どうした?こんなものでは私の飢えは満たせはしないぞ。
次だ。
『6-2=』
くっ!・・・引き算か・・・
・・・しかし焦ることはない。
これは「指折り式計算法」を用いれば、いとも簡単に求められるのだ。
いいか? まず指を6本立てるんだ。
勿論片手では足りないからもう片方の手も使うんだ。
そして、その中から3本指を折り曲げる。
すると・・・ な?簡単だろう?
さて、次にいくとするか・・・
―そうして、問1を軽々とこなしていった。
『問2 次の文を読んで問に答えなさい』
ほほぅ。文章題か。
この手のものは応用だ。今までの問題の算術法の数々を用いたかなりの難題・・・
しかし・・・軽く解いてやろうぞ!!
『1つ540円のりんごが15個、1つ790円のなしが12個あります。』
『全部買ったときのねだんはいくらでしょう?』
・・・流石に難解な問題だ。
しかしながら・・・
1つ540円のりんご? 1つ790円のなし?
高い・・・高すぎる・・・
通常りんごなぞ1つ100円以内で買えるだろうに・・・
それを更に15個?12個?
なんと高価な買い物・・・
貴様・・・どこのセレブだ!!
―2分後
・・・そんなに怒鳴らなくても良いだろうさ。
何が「静かにしなさい!」だ・・・
こんなセレブを問に登場させる方がよっぽどおかしいだろうに・・・
気を取り直して解くとしよう。
まずはりんごの値段から・・・
ふっ・・・引っかかりはしない。
これには「かけざん」が必要だ!!
540×15=
・・・な、なにぃ! 二桁のかけざんが必要だと!!?
くっ・・・この外道が・・・
―10分後・・・
なんとか解けたぞ・・・
次は「なし」だな・・・
790×12=
また二桁の計算・・・
エグイ・・・エグ過ぎる・・・
くそぉ・・・やってやろうじゃねぇか!!
―10分後・・・
と・・・とけたぞ・・・
これで二つの答えを足せば・・・この難題は解ける・・・解けるぞ!!
8100+9480=
くそ・・・ここで4桁の足し算・・・
最後の最後まで本当に・・・外道。
しかも千の位・・・「くりあがり」の技法が必要じゃねぇか!!
―5分後・・・
くそぉ・・・残り時間も少ない・・・
ここは最終手段ひっ算だ!!
9480
+)8100
よし、出た!! 答えは17480・・・キーン コーン カーン コーン
「はい、後ろから集めてー」
長い戦いだった・・・
極めて苦しい戦いだった・・・
だが、最高の結果を出せただろう。
生徒A「最後の問の答え何になった?」
生徒B「17580円になった。」
生徒A「あ、俺も。 ってか簡単だったよな?」
生徒B「あぁ、本当だよ。あれに苦労したやつなんかいるのか?」
・・・終わった。
後記:
途中で気付いたけど・・・長い!!流石に段々面倒臭くなってしまった。
これ、今日の総合の合間にしていた会話をヒントに作成しました。
主人公の名前、考えるのには苦労しました。
「箇元条助」コレ実は読み方を変えると
「加減乗除」になるんだよね。
「箇」には+ 「元」には- 「条」には× が文字の中に含まれています。
しかし、÷の記号は入っっていません。ということで「割り算が極端に苦手」な部分をアピールしようとしてたんですが、上記のように面倒くさくなって途中で挫折しましたw
「算術」って辞書で引いたら、「四則計算などの初等数学」って出てきました。
俺は「深くて難しい数式を計算する」って意味のものだと思ってたw
今日は私が算術士になるための試験だ。
・・・まぁもっとも、私には取るに足らないものとなるだろうが―
試験が始まった。
では、軽く終わらせるとしよう。
『問1 次の問題をときなさい』
さぁ、来い!!!
『3+5=』
フッ・・・簡単すぎるな。
サラサラサラ・・・・
どうした?こんなものでは私の飢えは満たせはしないぞ。
次だ。
『6-2=』
くっ!・・・引き算か・・・
・・・しかし焦ることはない。
これは「指折り式計算法」を用いれば、いとも簡単に求められるのだ。
いいか? まず指を6本立てるんだ。
勿論片手では足りないからもう片方の手も使うんだ。
そして、その中から3本指を折り曲げる。
すると・・・ な?簡単だろう?
さて、次にいくとするか・・・
―そうして、問1を軽々とこなしていった。
『問2 次の文を読んで問に答えなさい』
ほほぅ。文章題か。
この手のものは応用だ。今までの問題の算術法の数々を用いたかなりの難題・・・
しかし・・・軽く解いてやろうぞ!!
『1つ540円のりんごが15個、1つ790円のなしが12個あります。』
『全部買ったときのねだんはいくらでしょう?』
・・・流石に難解な問題だ。
しかしながら・・・
1つ540円のりんご? 1つ790円のなし?
高い・・・高すぎる・・・
通常りんごなぞ1つ100円以内で買えるだろうに・・・
それを更に15個?12個?
なんと高価な買い物・・・
貴様・・・どこのセレブだ!!
―2分後
・・・そんなに怒鳴らなくても良いだろうさ。
何が「静かにしなさい!」だ・・・
こんなセレブを問に登場させる方がよっぽどおかしいだろうに・・・
気を取り直して解くとしよう。
まずはりんごの値段から・・・
ふっ・・・引っかかりはしない。
これには「かけざん」が必要だ!!
540×15=
・・・な、なにぃ! 二桁のかけざんが必要だと!!?
くっ・・・この外道が・・・
―10分後・・・
なんとか解けたぞ・・・
次は「なし」だな・・・
790×12=
また二桁の計算・・・
エグイ・・・エグ過ぎる・・・
くそぉ・・・やってやろうじゃねぇか!!
―10分後・・・
と・・・とけたぞ・・・
これで二つの答えを足せば・・・この難題は解ける・・・解けるぞ!!
8100+9480=
くそ・・・ここで4桁の足し算・・・
最後の最後まで本当に・・・外道。
しかも千の位・・・「くりあがり」の技法が必要じゃねぇか!!
―5分後・・・
くそぉ・・・残り時間も少ない・・・
ここは最終手段ひっ算だ!!
9480
+)8100
よし、出た!! 答えは17480・・・キーン コーン カーン コーン
「はい、後ろから集めてー」
長い戦いだった・・・
極めて苦しい戦いだった・・・
だが、最高の結果を出せただろう。
生徒A「最後の問の答え何になった?」
生徒B「17580円になった。」
生徒A「あ、俺も。 ってか簡単だったよな?」
生徒B「あぁ、本当だよ。あれに苦労したやつなんかいるのか?」
・・・終わった。
後記:
途中で気付いたけど・・・長い!!流石に段々面倒臭くなってしまった。
これ、今日の総合の合間にしていた会話をヒントに作成しました。
主人公の名前、考えるのには苦労しました。
「箇元条助」コレ実は読み方を変えると
「加減乗除」になるんだよね。
「箇」には+ 「元」には- 「条」には× が文字の中に含まれています。
しかし、÷の記号は入っっていません。ということで「割り算が極端に苦手」な部分をアピールしようとしてたんですが、上記のように面倒くさくなって途中で挫折しましたw
「算術」って辞書で引いたら、「四則計算などの初等数学」って出てきました。
俺は「深くて難しい数式を計算する」って意味のものだと思ってたw
まず始めに・・・
これは知っての通り「ノンフィクション」です。
ということで、これを読む際・・・
「本来の愚かな姿」というものを想像しながら読んでください。
いろいろ比喩表現があってややこしいですけどね。
・・・・・・やつは突然やってきた・・・
芳ばしいにおいを放つ・・・黒い戦艦・・・
久しぶりだな・・・7年ぶりか・・・
無造作に戦艦を二つに割る。
黄金の核を見せると同時に芳しいにおいが増す。
では・・・いただこう・・・
周りの黒い鎧を少しずつはがす。
核を鎧と共に剥がしてしまわないよう、慎重に。
突如、黒い表面が崩れる。
既に・・・崩壊が始まっている・・・
ボロボロと床に黒い残骸が落ちる。
慎重に・・・慎重にだぞ・・・
黒い表面が崩れる事も気にせず、ペリペリト鎧を剥いだ。
黄金の核が露になる。
なんと美しい・・・
よし、早速食すとしようか。
核に噛り付く。甘い香りと味が広がる。
・・・うまい!!
まだまだぁ!!!
・・・ここで「慎重」と言う言葉をもう一度思い出すことさえできればよかった。
だが、やつはその言葉を俺との接触時に奪い取ってしまったのだろう。
俺の中に「慎重」の文字は存在しなかった。
いきなり真っ二つに戦艦を裂いた。
・・・あ、しまった!!!!!
黄金の核が崩れ始めた。
まずい・・・
このままでは・・・
このままでは核が砕け散ってしまう・・・
一時真っ二つにした戦艦をを元に戻し、徐々に鎧を剥ぐ。
しかし、もう遅かった・・・
黄金の核の破壊は進行していた・・・
鎧を剥がそうとしたが、同時に裂け目が広がる。
ま、まずい・・・・・・・・!!!
黄金の核は真っ二つに・・・裂けたのだ。
こうなっては・・・元には戻らない・・・
ならば・・・
このままいけえええええええええええええ!!!!!!!!!!!
その思いも虚しく・・・
黄金の核は半分ほど鎧から分離し・・・
落下した。
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
サツマイモおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
サツマイモ万歳!(??????)
欲って恐いね。
とりあえず、前回のLvが高すぎて今回は前ほどクオリティの高いものは書けませんでした。
これは知っての通り「ノンフィクション」です。
ということで、これを読む際・・・
「本来の愚かな姿」というものを想像しながら読んでください。
いろいろ比喩表現があってややこしいですけどね。
・・・・・・やつは突然やってきた・・・
芳ばしいにおいを放つ・・・黒い戦艦・・・
久しぶりだな・・・7年ぶりか・・・
無造作に戦艦を二つに割る。
黄金の核を見せると同時に芳しいにおいが増す。
では・・・いただこう・・・
周りの黒い鎧を少しずつはがす。
核を鎧と共に剥がしてしまわないよう、慎重に。
突如、黒い表面が崩れる。
既に・・・崩壊が始まっている・・・
ボロボロと床に黒い残骸が落ちる。
慎重に・・・慎重にだぞ・・・
黒い表面が崩れる事も気にせず、ペリペリト鎧を剥いだ。
黄金の核が露になる。
なんと美しい・・・
よし、早速食すとしようか。
核に噛り付く。甘い香りと味が広がる。
・・・うまい!!
まだまだぁ!!!
・・・ここで「慎重」と言う言葉をもう一度思い出すことさえできればよかった。
だが、やつはその言葉を俺との接触時に奪い取ってしまったのだろう。
俺の中に「慎重」の文字は存在しなかった。
いきなり真っ二つに戦艦を裂いた。
・・・あ、しまった!!!!!
黄金の核が崩れ始めた。
まずい・・・
このままでは・・・
このままでは核が砕け散ってしまう・・・
一時真っ二つにした戦艦をを元に戻し、徐々に鎧を剥ぐ。
しかし、もう遅かった・・・
黄金の核の破壊は進行していた・・・
鎧を剥がそうとしたが、同時に裂け目が広がる。
ま、まずい・・・・・・・・!!!
黄金の核は真っ二つに・・・裂けたのだ。
こうなっては・・・元には戻らない・・・
ならば・・・
このままいけえええええええええええええ!!!!!!!!!!!
その思いも虚しく・・・
黄金の核は半分ほど鎧から分離し・・・
落下した。
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
サツマイモおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
サツマイモ万歳!(??????)
欲って恐いね。
とりあえず、前回のLvが高すぎて今回は前ほどクオリティの高いものは書けませんでした。
「格闘家(K-1選手とか)って、よくリンゴ手で砕いてるよねぇ。」
こう思ってしまったのが悲劇の始まりだった・・・
とある漫画を読んでてリンゴをおいしそうに食べている場面を見て
「あー、リンゴ食べたいなぁ」と思った事で、最近リンゴの丸かじりにハマっている。
つい先日も、友達の前でリンゴをへた(なの?)部分だけ残して種も芯も勿論皮も消してしまった(食べちゃった)くらいだ。 実際は結構無理をしていた。
だからうちにはここ最近リンゴのストックが最低2つはあったのだ。
文頭に書いた「悲劇」は、そんな時のとある日の風呂あがりに起きた。
風呂の中で
「チェ・なんとかや、ボブ・なんとかがTVでよくリンゴ握りつぶしてコップに絞りたてのリンゴジュース入れてるってな光景よく見るけど・・・なんかあれって実際両手で押しつぶしたりすりゃできそうだよなぁ・・・」
こんな事を考えた。
風呂あがりに早速実験を試みた。因みに時間は夜中1時。
まずは片手で・・・
ググ・・・グ・・・・・・・・・・・・・
(三分ほど奮闘)
・・・・・・・・・・・シャリッ!・・・・
「シャリ? ってことは・・・いったか!?」
穴一つ無いリンゴ。もちろん裂け目も無い。単に少しへこんだだけ。
「・・・まぁ片手じゃあ無理だわな。ただ、両手ならいけるだろ。」
ぐぐ・・・ぐぅ・・・・・・・・・
(五分ほど奮闘)
・・・・・・・・・シャリ・・・・
一向に穴の開く気配が無く、リンゴは部分的に柔らかくなる一方。
それから更に10分ほどリンゴと奮闘。というより、もはや戦闘。
結果、、「リンゴでキャッチボールをしてボコボコになった」ような状態から進展せず。
「あ、わかったぞ。俺には不可能だ」
この事実に気づいたのは開始20分ほど経ってのこと。
まず、リンゴを普通の状態から素手だけで「握りつぶす」のは不可能で、まして絞ってジュースなんかできやしない。手がベタつくのみ。
でも「握りつぶす」のは不可能でも、「割る」くらいなら爪立てたりすればいけるだろう。
ググ・・・・ジャリジャリ・・・・・・・・・・・・・・じゃり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
リンゴに念願の穴が開いた。やっと皮が裂けたのだ。
よし!!このままいけば・・・・
・・・・・・・・・・・しゃり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「しまった・・・風呂あがりだし、ずっとリンゴ握ってたからそろそろ握力が・・・」
この時点で目的は「リンゴを素手で砕く」から「リンゴをなんとしてでも破壊する」に変わった。
穴の開いたリンゴを台に押し付ける。全体重をかけて。
・・・・・・・・バジャ!!!
リンゴが真っ二つになった。
・・・素直に喜べなかった。
「とりあえず二つに分かれたのだから、リンゴジュースにでもしよう。」
と半分になったリンゴを手に取りコップの上で握る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・砕けた。
絞って果汁が出るどころか、リンゴの破片、残骸がコップに落ちる。
何故ここにきて絞れずに砕けるんだ・・・そう絶望した。
とりあえず残骸をかき集めてボールに入れた。
ここで突然だが、この事件後に調べたリンゴジュースの正しいレシピを載せておくと・・・
・りんご一個 ・レモン1/2 ・水(飲料水)100ml
*水に関しては諸説あり、ミキサーを使う場合は水が必要かと思われる。
1、リンゴを塩水に浸して(塩水で洗うともある)おき、変色を防ぐ。
2、ミキサーに水、レモン、塩水に浸したリンゴを入れる。
3、まぜまぜ
4、布などで濾す。
尚、この事件の段階では上記の事を全く把握していない。
「ミキサー(ジューサー)使うか。」
珍しく普段使いもしないジューサーを取り出してセッティング。
ミキサーの中に残骸を入れる。
ヴィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン
*因みに時刻は深夜1:40。
・・・何故だ? 何故リンゴの残骸が残骸としての原型を留めている?
・・・本当は入れすぎて薄くなるのが恐かったから嫌だったが、渋々水を少し入れた。
ウィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン
液状のものになり始めた。が、ここで重大なミスに気づく。
・・・しまった。芯も種もそのまんまだ・・・・
握りつぶした(正確には割った)のだから当然残骸には芯などついたままである。
気づいたころにはもう液状になっていたためどうしようもなく、続行した。
液体になったのを確認してふたを開ける。
リンゴが変色したことによるべっこう色で、一目見てドロッドロと判る液体が中に入っていた。
この後「濾そう」とは思ったが、ここでキッチンペーパーなどを使うべきだった。
実際はその存在を忘れていた。 必死だったのだろう。
俺は何故か“ざる”という明らかに「それじゃ目粗いでしょ」と今であればしっかり判断できるはずのものを使ってドロドロの液体を濾し始めた。
ざるには表現しきれないほどグロテスクなものが残った。
が、結局ドロドロの液体。
「俺これ・・・飲むの?」と思った。
ここまできたら腹をくくるしかないと思って
ゴク・・・ブッ!!!!
飲んだと同時に噴出した。喉がこのドロドロが通るのを拒絶した。
リンゴなんだ。確かにリンゴの香りでリンゴの味なんだ。
でも微塵も美味しくない。絶対何か間違ってる。
・・・しかしながら、流すわけにはいかないのでとりあえず一気飲み。
青汁のほうが美味しいだろうと感じた・・・
その後、口直しにとリンゴを丸かじりした。
やっぱこれが一番美味しい。
・・・あの液体を飲んだ直後から、リンゴを見るだけであの味がフラッシュバックする。リンゴの怨念だろうか?
これからは丸かじりの時に芯までしっかり食べてあげることにしよう。と思った。
こう思ってしまったのが悲劇の始まりだった・・・
とある漫画を読んでてリンゴをおいしそうに食べている場面を見て
「あー、リンゴ食べたいなぁ」と思った事で、最近リンゴの丸かじりにハマっている。
つい先日も、友達の前でリンゴをへた(なの?)部分だけ残して種も芯も勿論皮も消してしまった(食べちゃった)くらいだ。 実際は結構無理をしていた。
だからうちにはここ最近リンゴのストックが最低2つはあったのだ。
文頭に書いた「悲劇」は、そんな時のとある日の風呂あがりに起きた。
風呂の中で
「チェ・なんとかや、ボブ・なんとかがTVでよくリンゴ握りつぶしてコップに絞りたてのリンゴジュース入れてるってな光景よく見るけど・・・なんかあれって実際両手で押しつぶしたりすりゃできそうだよなぁ・・・」
こんな事を考えた。
風呂あがりに早速実験を試みた。因みに時間は夜中1時。
まずは片手で・・・
ググ・・・グ・・・・・・・・・・・・・
(三分ほど奮闘)
・・・・・・・・・・・シャリッ!・・・・
「シャリ? ってことは・・・いったか!?」
穴一つ無いリンゴ。もちろん裂け目も無い。単に少しへこんだだけ。
「・・・まぁ片手じゃあ無理だわな。ただ、両手ならいけるだろ。」
ぐぐ・・・ぐぅ・・・・・・・・・
(五分ほど奮闘)
・・・・・・・・・シャリ・・・・
一向に穴の開く気配が無く、リンゴは部分的に柔らかくなる一方。
それから更に10分ほどリンゴと奮闘。というより、もはや戦闘。
結果、、「リンゴでキャッチボールをしてボコボコになった」ような状態から進展せず。
「あ、わかったぞ。俺には不可能だ」
この事実に気づいたのは開始20分ほど経ってのこと。
まず、リンゴを普通の状態から素手だけで「握りつぶす」のは不可能で、まして絞ってジュースなんかできやしない。手がベタつくのみ。
でも「握りつぶす」のは不可能でも、「割る」くらいなら爪立てたりすればいけるだろう。
ググ・・・・ジャリジャリ・・・・・・・・・・・・・・じゃり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
リンゴに念願の穴が開いた。やっと皮が裂けたのだ。
よし!!このままいけば・・・・
・・・・・・・・・・・しゃり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「しまった・・・風呂あがりだし、ずっとリンゴ握ってたからそろそろ握力が・・・」
この時点で目的は「リンゴを素手で砕く」から「リンゴをなんとしてでも破壊する」に変わった。
穴の開いたリンゴを台に押し付ける。全体重をかけて。
・・・・・・・・バジャ!!!
リンゴが真っ二つになった。
・・・素直に喜べなかった。
「とりあえず二つに分かれたのだから、リンゴジュースにでもしよう。」
と半分になったリンゴを手に取りコップの上で握る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・砕けた。
絞って果汁が出るどころか、リンゴの破片、残骸がコップに落ちる。
何故ここにきて絞れずに砕けるんだ・・・そう絶望した。
とりあえず残骸をかき集めてボールに入れた。
ここで突然だが、この事件後に調べたリンゴジュースの正しいレシピを載せておくと・・・
・りんご一個 ・レモン1/2 ・水(飲料水)100ml
*水に関しては諸説あり、ミキサーを使う場合は水が必要かと思われる。
1、リンゴを塩水に浸して(塩水で洗うともある)おき、変色を防ぐ。
2、ミキサーに水、レモン、塩水に浸したリンゴを入れる。
3、まぜまぜ
4、布などで濾す。
尚、この事件の段階では上記の事を全く把握していない。
「ミキサー(ジューサー)使うか。」
珍しく普段使いもしないジューサーを取り出してセッティング。
ミキサーの中に残骸を入れる。
ヴィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン
*因みに時刻は深夜1:40。
・・・何故だ? 何故リンゴの残骸が残骸としての原型を留めている?
・・・本当は入れすぎて薄くなるのが恐かったから嫌だったが、渋々水を少し入れた。
ウィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン
液状のものになり始めた。が、ここで重大なミスに気づく。
・・・しまった。芯も種もそのまんまだ・・・・
握りつぶした(正確には割った)のだから当然残骸には芯などついたままである。
気づいたころにはもう液状になっていたためどうしようもなく、続行した。
液体になったのを確認してふたを開ける。
リンゴが変色したことによるべっこう色で、一目見てドロッドロと判る液体が中に入っていた。
この後「濾そう」とは思ったが、ここでキッチンペーパーなどを使うべきだった。
実際はその存在を忘れていた。 必死だったのだろう。
俺は何故か“ざる”という明らかに「それじゃ目粗いでしょ」と今であればしっかり判断できるはずのものを使ってドロドロの液体を濾し始めた。
ざるには表現しきれないほどグロテスクなものが残った。
が、結局ドロドロの液体。
「俺これ・・・飲むの?」と思った。
ここまできたら腹をくくるしかないと思って
ゴク・・・ブッ!!!!
飲んだと同時に噴出した。喉がこのドロドロが通るのを拒絶した。
リンゴなんだ。確かにリンゴの香りでリンゴの味なんだ。
でも微塵も美味しくない。絶対何か間違ってる。
・・・しかしながら、流すわけにはいかないのでとりあえず一気飲み。
青汁のほうが美味しいだろうと感じた・・・
その後、口直しにとリンゴを丸かじりした。
やっぱこれが一番美味しい。
・・・あの液体を飲んだ直後から、リンゴを見るだけであの味がフラッシュバックする。リンゴの怨念だろうか?
これからは丸かじりの時に芯までしっかり食べてあげることにしよう。と思った。